次期指導要領の注目点:本当はここが重要!
次期学習指導要領において、大学の新入試制度やアクティブ・ラーニングがクローズアップされていますが、新入試制度も実際に機能するのは2024年からで、アクティブ・ラーニングも2020年の次期指導要領では、見送られました。
では、次期学習指導要領の肝はなんでしょう?
それは、問題解決能力(発見能力+解決能力)です!
これは、現在、新卒の就活でも大学の就活生に問われているもので、それを小学生から、養っていこうというのが、次期指導要領には盛り込まれています。
私は、大いに賛成で、この能力こそが、本当の意味でのグローバルな子供たちを育てると思います。
小学校学習指導要領(案) ~情報教育関係~において
「第1章 総則
第2 教育課程の編成
2 教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成
(1) 各学校においては,児童の発達の段階を考慮し,言語能力,情報活用能力 (情報モラルを含む。),問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力 を育成していくことができるよう,各教科等の特質を生かしつつ,教科等横断 的な視点から教育課程の編成を図るものとする。」
とあります。
また、「3.子供たちに求められる資質・能力と教育課程の課題」において、
・変化の激しい社会の中でも、感性を豊かに働かせながら、よりよい人生や社会の在り 方を考え、試行錯誤しながら問題を発見・解決し、新たな価値を創造していくととも に、新たな問題の発見・解決につなげていくことができること。
とあり、問題発見・解決能力が小学生から、指導・学習していくことがわかります。