神奈川県公立高校の入試システムについて
神奈川県公立高校の入試システムをご存知ですか?
今年度(2017年度)で4回目を終えた入試制度ですが、まだあまりご存知ない方が多いようです。
ある程度は偏差値によってわかりますが、内申書と当日の入試得点、それと面接の割合でかなり左右されます。
例えば、中2、中3ともに内申書の合計が9科30の生徒の場合、
偏差値56のA高校の場合、入試得点:336点が合格の目安になります。
ところが・・・、
偏差値52のB高校の場合、入試得点:380点が合格の目安のなります。
上記生徒の場合、偏差値56のA高校のほうが、偏差値52のB高校より合格し易いということになります。
これは、内申点と入試得点、面接得点の比率の違いから起こります。
しかも、昨年度の進学実績を見るとA高校は、早慶上理科、GMARCH、成成武国独明、レベル以上の大学に現役で100人以上合格していますが、B高校は、12名しか合格していません。
レベルを下げた高校のほうが高得点取らなければ合格できない上に進学実績も悪いなんてことになります。もちろん、進学実績だけが全てではありませんが、高校選択する重要な要素であることは確かです。
こういった状況を全く知らずに受験をするより、わかった上で自分にあった高校を選択するほうが、賢明と言えるのではないでしょうか。
※上記A高校とB高校は、神奈川の公立高校です。
具体的にお聞きになりたい場合は、当塾へご遠慮なくお問合せ下さい。
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