私立中学校に通っているお子様をお持ちの方、英語の教科書をご存知ですか?
私学の場合、特に6年一貫校の場合、特別な英語の教科書使っている学校があります。文科省認定外ですので、副教材扱いになっていますが、実際には、教科書として使われています。
最も有名なのが、プログレスです。イエズス会の神父ロバート・M・フリン氏の著作です。現在は旧プログレス、プログレス21、プログレス21 REVISEDと3種類販売されています。やはり、キリスト教のミッション系の学校が多く使用しているように思われます。
最近使っている学校が増えたのがZ会が作っているトレジャーです。神奈川県では、山手学院、森村学園等が使っています。その他、吉祥女子中、高輪中、実践女子、明法中等で使われています。Stage1~3までで約3,000語の単語を身につけることができますが、通常の公立で使っている教科書の単語数がゆとり撤廃後の教科書で約1,300語程度ですから、非常に多いと言えます。また、内容も時事問題に近い内容が多いように思われます。
最後に文英堂のバードランドがあります。使用している学校もまだ多くありませんが、麻布中学校、渋谷教育学園渋谷中学、都立中高一貫校の小石川中等教育学校等が使用しています。3つの中では、最も検定教科書に近いと言われているようですが、使っている学校をみると高レベル校が多いので、内容はかなり濃いのではないでしょうか。 (うちの麻布出身の講師が難しかったと言ってました。)
こういった検定外教科書を使っていることをご存じない方もいらっしゃるようでお子様がついていけなくなって始めて気づかれることが多々あります。
私立(私学)にいったらそれで安心ではなく、そこからがスタートだと思って頂くことが大切だと思います。みんな受験に勝ってきた子供たちばかりなのですから授業のレベルはどこの学校も高いのですから。
だからこそついていけなくなる前に対策を打つようにしましょう。
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